ゼミの内容、講師からのメッセージ
森山ゼミは2023年春から始まりました。次回で5期目になります。
ゼミ生のモチベーションは高く、互いに刺激し合いしながら、熱く技術を磨いています。
ゼミのやり方ですが、①アイデア出し⇒②プロット⇒③ハコ⇒④シナリオの順に提出してもらいます。制作期間は早い人だと2カ月に1本程度、1期を通してじっくりとひとつの作品に向き合っているゼミ生もいます。
当ゼミの特徴は、作品提出数が多いことです。
第4期の平均作品提出数は、毎回11~12作でした。(ゼミ生は15名を上限としています)
ゼミの2時間では丁寧な批評が難しいため、次のような工夫をしています。
- ゼミ生によって指導時間に差が出ないよう、前日までに大雑把なタイムスケジュールを送る。 (ひとり15分ほど取っています)
- シナリオはプロットやアイデアより批評に時間がかかるので、ゼミ前々日までに添削をしてデータを送る。それを読んできてもらい、授業ではわからないことを質問してもらう。
- コンクール応募期に入ったら、ゼミ以外でも作品を添削する。
自主性を重んじるゼミなので、書きたい人はどんどん書いてもらい、それを後押しするのが私の基本方針です。
これまでの2年間を通して、結果も出ています。
シナリオは孤独な作業です。
ひとりで自分と向き合い、コツコツと書くことが要求されます。
しかし、そこに「ゼミ生」という仲間がいれば――。
仲間の作品を読み、自分の作品を読んでもらい、互いに切磋琢磨することで、楽しくもしんどいアマチュア時代を実りあるものにすることが出来ると信じています。
そしてその一助となるよう、私も力を尽くします。
絶対プロになりたい人、熱い思いのある人、待っています。