入会概要
著作物の利用形態が多様化する中で、著作権は著作者自らが護っていかなければなりません。それには著作者がともに協力・連携する事が大切です。
1966年の設立時には360名のメンバーで始まった当連盟も、今では2,400名を超える脚本家の著作権を管理する団体となりました。ご一緒に脚本の著作権の擁護、そして、脚本家の地位向上を目指しましょう。この機会に、ぜひ日本脚本家連盟への加入をご検討ください。
会費について
加入費用
10,000円
(出資金1 口1,000 円、加入手数料3,000 円、前納分会費6ヶ月分6,000 円)
年会費
12,000円(入会初年度は前納分会費と調整した金額になります)
日本脚本家連盟に入会すると
使用料を徴収し、分配します
当連盟は、連盟員と著作権の信託による管理委託契約により、著作物の使用料を徴収・分配いたします。脚本家が脚本家のために運営する団体ですので、徴収・分配のための管理手数料は、使用料の4パーセント(※)に抑えられています。なお、使用料は、使用料収受月の翌月末日(休業日の場合は前営業日)に当連盟からご指定の口座へ振り込みます。
- 直近10年の平均値は使用料の5%です。当連盟の運営状況等を鑑み、年度ごとに管理手数料率を設定しております。
団体協約によって最低脚本料が保証されます
当連盟は、NHK、日本民間放送連盟、日本動画協会等と団体協約を締結しています。団体協約は、中小企業等協同組合法に基づく、強固な契約です。執筆を依頼されたときに、団体協約の基準を下回る契約締結を求められても、脚本料や著作物使用料は団体協約の基準が優先されます。
当連盟はよりよい条件で連盟員が執筆できるよう、団体協約内容の改善のための交渉を毎年行っております。
脚本料値上げの交渉を行います
年に1回脚本料の値上げ申請書を連盟員全員にお送りして、個人ではなかなか行えない脚本料の値上げ交渉を当連盟が代行いたします。
海外での使用料も徴収しています
海外12カ国の著作権管理団体と相互代理契約を結び、海外での著作物使用料等を徴収し、分配しています。海外の著作権管理団体との契約は年々増加しており、契約締結を推進するための情報交換活動を行っております。
執筆活動に関するトラブルなどに対応します
契約書の内容確認をはじめ、脚本の無断改変問題、脚本料の未払問題など、執筆活動に関するご相談をいつでも受け付けております。トラブルなどが生じた場合には、当連盟が窓口になり、解決に当たります。手数料は無料です。
文芸美術国民健康保険組合に加入できます
文芸美術国民健康保険組合は文芸・美術および著作活動に従事する団体で構成された国民健康保険組合です(日本脚本家連盟が運営している組織ではありません)。文芸美術国民健康保険組合の特徴は、収入の多寡に関わらず保険料が均等となっていることです。
収入によっては、市区町村の国民健康保険に比べて保険料を抑えることができる可能性がございます。現在の保険料は文芸美術国民健康保険組合のホームページにてご確認ください。
- 文芸美術国民健康保険組合へのご加入は任意です。
文芸美術国民健康保険組合
ぜひご自身の保険料と比較をしてみてください。
・ご注意ください
法人の事業主・従業員になっている場合は加入ができません。所得税の確定申告書B控などの職業・所得に関する様式が加入審査時の必須書類であることから、確定申告をしていない方も加入ができません。
連盟への加入が文芸美術国民健康保険組合への加入を保証するわけではありませんのでご注意ください。
年1回無料で健康診断を受診できます
連盟員とそのご家族を対象に、毎年2ヶ月間ほどの期間を設定し、都内1箇所の指定医療機関にて健康診断を実施しております。基本的な検査項目については、連盟員は無料です。ご家族については原則半額にてご受診いただけます。
慶弔金の支給があります
結婚祝金、出産祝金、入院見舞金、災害の場合の見舞金、ご本人および配偶者または一親等のご家族がなくなられた場合の弔慰金の支給がございます。
60歳以上の連盟員には連盟から年金を支給いたします
入会してから一定期間が経過している60歳以上の連盟員には、1年に1回、連盟の年会費と同額12,000円の年金を支給しています。この年金は年会費に充当することが可能ですので、実質60歳以上の連盟員は年会費がかかることなく連盟にご所属いただく事が可能です。